リウマチ科

診療のご案内

  • 整形外科
  • 形成外科
  • リハビリテーション科
  • リウマチ科
  • 皮膚科

3分でかかりつけ医を探せて相談もできる

携帯からもご覧になれます

リウマチ科

関節リウマチについて

関節リウマチ(以下、リウマチ)は、原因不明の免疫異常により主に手、足の関節の中にある滑膜に炎症が起こり、関節のこわばり、痛みと腫れを主症状とする病気です。

滑膜の炎症が続くと次第に関節の軟骨や骨の破壊が起こり、関節の変形が進み、各関節の機能障害を引き起こします。

また、血管、心臓、肺、皮膚、神経等の全身組織にも障害が起こることがあります。

リウマチの主な症状
  • 朝起きた時に、「身体がだるい」、「手が腫れぼったい」、「手が完全に握れない」などのこわばり症状がある。
  • 風邪などを引いていないのに、微熱がある。
  • 手、足、肩、肘、膝などに腫れや痛みが、数週間から数ヶ月持続する。
  • 複数の関節に、腫れ・発赤・熱感・痛みを認める。
  • 左右対称性に症状が出現しやすい。

リウマチの診断について

  • 問診:症状の出現時期と経過、過去と現在における病気の治療歴、リウマチ疾患の家族歴など
  • 身体所見:腫脹または圧痛のある関節の部位と数
  • 尿・血液検査:リウマトイド因子(RF)、抗環状シトルリン化ペプチド(CCP)抗体の有無とその力価、CRP、ESR、MMP-3などの炎症マーカー、肝機能や腎機能などの臓器障害の有無
  • レントゲン検査:感染症や間質性肺炎などの合併症の有無
ACR/EULAR の関節リウマチの新診断基準について

日本でも広く用いられておりましたアメリカリウマチ学会の診断基準が23年ぶり(2010年10月)に改定され、アメリカリウマチ学会(ACR)と欧州リウマチ学会(EULAR)共通の診断基準となっています。

この改定により以前の基準と大きく変わった点は、レントゲンの画像所見が消えたこと、対称性の関節炎が消えたことです。即ち、レントゲンで分かるほどの骨の破壊が来るのを待つのではなく、一つの関節の関節炎であっても診断可能になったのです。

世界的にリウマチの標準治療薬となったメトトレキサート(MTX)の投与や、生物学的製剤の投与により疾患活動性を抑え寛解状態に導くことが可能となった昨今、関節破壊が起こる前の、なるべく早期に専門的な治療を受けることが重要です。

リウマチの治療

リウマチの症状は千差万別です。炎症の強さや関節破壊の進行度により、患者様ごとに合った治療方法を選択し、分かりやすくご説明するよう心がけております。

薬物療法について

治療薬を、リウマチの病態に応じて使い分けまた組み合わせることにより、リウマチを寛解状態に導き、関節破壊を防止します。

非ステロイド性抗炎症薬

NSAIDs;消炎鎮痛薬により痛みや炎症を緩和します。

副腎ステロイド薬

PSL;内服または関節内注射により痛みと炎症を抑えます。

抗リウマチ薬

NSAIDs;消炎鎮痛薬により痛みや炎症を緩和します。

生物学的製剤

RFまたは抗CCP抗体高力価陽性、骨びらんや関節外症状の存在などの予後不良因子を持つ症例や、抗リウマチ薬では不十分な場合に、強力な生物学的製剤の点滴や皮下注射によりリウマチを寛解状態に導きます。

手術療法について

軟骨や骨の破壊が進行し、関節に障害や変形を起こしてしまった場合は、人工関節置換術(膝・肘・股関節)や、関節形成術(手首・足指)、関節固定術(手首・足首)などの手術が必要となる場合があります。手術が必要と判断される場合には、信頼のおける医療機関へ適切にご紹介致します。

体調管理とセルフケアについて

心身の健康を保つには日々の体調管理が必要です。
中でも体重のコントロールは重要で、人が立っているだけで、膝や腰をはじめ下半身の各関節に体重に応じた負担がかかっているため、体重の増加が症状を悪化させることがあります。まずは食事や生活習慣の見直しにより体重を管理することが必要です。

家事や仕事で同じ姿勢を長時間とっていたり、良くない身体の使い方を繰り返していたりすると、関節や筋肉などに負担がかかり痛みやその他の症状の原因になってしまいます。
良い姿勢や動作の方法を身につける、こまめに体を動かしたり席を立つことで同じ姿勢を長時間とらないようにするなど生活の中での工夫が必要です。

当院では、患者様お一人お一人に合ったリハビリテーションプランでサポート致します。
痛みと向き合うために、充実した設備を設け、皆様のご来院をお待ちしております。

医師のご紹介

医学博士 清水 耕

千葉労災病院整形外科医長 部長
人工関節センター長

資格
  • 日本整形外科専門医
  • 日本リウマチ学会専門医
  • 人工関節学会評議員
  • 関節病学会評議員
  • アメリカ整形外科学会会員
  • 日本整形外科教育委員会講師
経歴
  • 昭和59年3月 千葉大学医学部卒業
  • 昭和59年4月 千葉大学整形外科入局



ページのトップへ